こんにちは、すけーるです。
本記事では、RPG・SRPGが大好きな私がこれまでNintendo Switchで遊んだ中から、一切忖度無しで本当におすすめしたい作品だけを厳選してご紹介したいと思います。
体感的に100点中の85点以上をつけたい作品だけを紹介していきます!
※完全に私個人の主観となりますので、その点はご了承ください。
俺的おすすめRPG
OCTOPATH TRAVELER(オクトパストラベラー)
「オルステラ大陸」を舞台に8人の主人公の物語が交錯する王道ファンタジーRPG。
スーパーファミコン時代のRPGを彷彿とさせる懐かしさがありながら、ドット絵と3DCGが融合した「HD-2D」のグラフィックにより幻想的な雰囲気を感じる事ができる名作RPGです。
メーカー | SQUARE ENIX |
発売日 | 2018年7月13日 |
CERO | C(15才以上対象) |
プレイ人数 | 1人 |
おすすめポイント①:あっと驚くストーリー展開
ストーリーは8人の主人公1人1人に用意された物語を短編小説を読み進めるような感覚で章立てで進めていく形式となります。(サガフロンティアがイメージ的には近いかと思います)
そのため、各ストーリー単体では薄味に感じてしまうかもしれません。私も道中、若干飽きを感じてしまう場面もありました。
しかしながら、最後(裏ボス)まで進めた時の伏線回収・全てが収束する圧巻の展開には度肝を抜かれると思います。
おすすめポイント②:戦略性の高い戦闘システム
「コマンドブースト」「ブレイク」といった独自のシステムと「アビリティ」や「ジョブ」の組み合わせが絡み合い、詰め将棋のような緻密で戦略性の高いバトルを楽しむ事ができます。
システムを理解するまでは難しさを感じるかもしれませんが、理解した後の楽しさは格別です。
おすすめポイント③:フィールドコマンドが面白い
NPCからいきなり強い武器を盗めたり、いきなり強いNPCを助っ人として連れまわせたり、フィールドコマンドが面白いです。
おすすめポイント④:良曲揃いのBGM
メインテーマに始まり、良曲が多いです。
特にボス戦の戦闘BGMはめちゃくちゃ良い曲が揃っています。
オープンワールドほどの自由度はありませんが、一定の制約下で自由度高くシナリオを進めたい方=SaGaシリーズなどが好きな方。やキャラごとのビルドを考えるのが好き、育成が好きという方には特におすすめしたい1本です。
OCTOPATH TRAVELER Ⅱ(オクトパストラベラー2)
上記「オクトパストラベラー」から約5年後となる2023年2月24日に発売された続編。
続編といっても前作とのストーリー上の繋がりは無いため、今作から開始しても問題ありません。
今作では「ソリスティア大陸」に舞台を移し、前作とは異なる新しい8人の主人公の物語が交錯する群像劇を描いた作品です。
メーカー | SQUARE ENIX |
発売日 | 2023年2月24日 |
CERO | D(17才以上対象) |
プレイ人数 | 1人 |
おすすめポイント①:グラフィックが進化
ドット絵と3DCGが融合した「HD-2D」のグラフィックが更に美麗に進化。
また、今作から加わった時間概念により、昼と夜という異なるロケーションで美麗なグラフィックを存分に堪能できるようになりました。
おすすめポイント②:戦闘システムが進化
前作からの「コマンドブースト」「ブレイク」に加え、「底力」と呼ばれる各キャラ固有の能力が加わった事で、より戦略的で奥深いコマンドバトルを楽しむことが可能となりました。
また、戦闘速度の倍速機能も加わった事で雑魚戦などがテンポ良く進むようになりました。
おすすめポイント③:イベントのフルボイス化と「クロスストーリー」
ストーリー上のイベントに関しては、フルボイス化された事でより作品への没入感が増しました。
また、「クロスストーリー」という主人公2人が1組となり行動するショートストーリーにより、前作で薄かった仲間同士の繋がりが鮮明となりました。
不満点も幾つかあるものの、それらを差し引いても面白さが勝ちますし、前作からゲームとしてのベース部分はそのままに正統進化した作品となりますので、是非遊んで欲しい1本です。
イースX NORDICS(イース10 ノーディクス)
稀代の冒険家「アドル・クリスティン」の冒険譚を描いた、日本ファルコムが手掛ける人気アクションRPGのナンバリング10作目。
本作は17歳の若き冒険家「アドル・クリスティン」が北の海「オベリア湾」を舞台に、その地を支配する海賊「バルタ水軍」の少女「カージャ」とともに不死の亡者「グリーガー」達と戦う海洋冒険記となっています。
イースシリーズは各作品独立した物語となっているため、シリーズ初体験という方でも問題無く楽しめます。
メーカー | 日本ファルコム |
発売日 | 2023年9月28日 |
CERO | C(15才以上対象) |
プレイ人数 | 1人 |
おすすめポイント①:軽快・爽快なアクション
本作は主人公のアドルとカージャの2人を操作して戦うのですが、これが非常にスピーディーで爽快感抜群です。
どちらか一方を操作して技を打ちまくり、SP(技を使用するために消費するポイント)が無くなってきたらもう一方に交代するといった戦い方もできますし、2人を同時に操作して戦うコンビモードでゴリ押しする事もできます。
言葉ではなかなか伝えるのが難しいので、是非遊んでみてほしいです。
おすすめポイント②:キャラが魅力的
かわいくて魅力的な相方のカージャを始め、個性が際立ったキャラが多数登場します。
本作では、通常ならただのNPC扱いになる村人たちにも要所要所でスポットが当たるようになっており、2人の冒険を盛り上げてくれます。
私はクリア後2~3日は「カージャロス」に陥ってしまうほどでした。
おすすめポイント③:丁度良い広さのフィールド・ダンジョン
広過ぎず狭過ぎずの丁度良いマップの広さとなっています。
昨今のオープンワールドのゲームと比較すると当然マップの狭さを感じますが、その分移動のダルさを感じる場面が少なくサクサク進められます。
「オープンワールド面白いけど移動疲れるねん。」と感じている方にもおすすめ。
おすすめポイント④:良曲揃いのBGM
楽しいプレイ体験を得られるゲームの特徴として、BGMの良さも含まれると思いますが、本作も例に漏れず良曲揃いです。
私の中では「面白い」というよりは、「楽しい」という言葉がしっくりくる作品ですので、まだプレイされていない方は是非遊んでみてください。
俺的おすすめSRPG
ファイアーエムブレム 風花雪月
ファイアーエムブレムシリーズの16作目として、任天堂から2019年7月26日に発売されたターン制のシミュレーションRPG。
舞台は「アドラステア帝国」「ファーガス神聖王国」「レスター諸侯同盟」の三つの勢力が均衡を保ちながら統治する大陸「フォドラ」。
士官学校での平穏な生活~戦争の悲惨さを二部構成で描いたシナリオが特徴の本作。
第一部ではあなた(主人公)は士官学校の教師として、各勢力の出身者別に編成された三つの学級から1つを選び、生徒たちを指導していくことになります。
そして、それから5年後の第二部では各勢力の均衡状態が崩れ、戦争状態と陥った中、今度は各勢力(最初に選んだ学級)の指揮官としてかつての生徒たちを導いていくことになります。
上記が大まかな概要となりますが、実際は三勢力以外に裏で糸を引く別勢力の存在や「セイロス教」というフォドラに根付く宗教との関わりなど、もっと入り組んだ内容となります。
私のこれまでのゲーム人生で最も好きな作品ですので、詳細は是非プレイしてご自身の目で確かめ、体験してみてほしいです。
メーカー | インテリジェントシステムズ・コーエーテクモゲームス・任天堂 |
発売日 | 2019年7月26日 |
CERO | B(12才以上対象) |
プレイ人数 | 1人 |
おすすめポイント①:丁寧なキャラの掘り下げと感情を揺さぶられる最高のシナリオ
第一部の士官学校編では教師として自分が受け持った学級だけではなく、学校のイベントを通じて他学級の生徒とも親交を深めることができるのですが、各キャラの内面や背景が丁寧に描写されており、自然と感情移入し、愛着を持つ作りとなっています。
しかし、第二部の戦争編では他学級の生徒とは敵対する構図となるため、これまで愛着を持った思い入れのある生徒達を殺さない(以降、「討つ」と表現します)といけない展開となります。(※他学級の生徒をスカウトし、自学級に引き込むという救済措置が一応あります。)
第一部の楽しく穏やかな雰囲気とは打って変わり、「思い入れのある生徒を自らの手で討たねばならない」「仲の良かった生徒同士が討ち合う」展開の落差に感情をぐちゃぐちゃにされます。
同時に「戦争」の残酷さが強調され、シナリオのドラマ性が深まっています。
これ以上言葉で説明するのは難しいので、涙を禁じ得ない展開の数々を是非体験してみてください。
おすすめポイント②:魅力的なキャラクター達
おすすめポイント①にも関連しますが、本作は魅力的なキャラクターが多数登場します。
主人公と各学級の級長がメインとなることは当然ながら、各学級ごとにストーリーが分岐する事も相まって、その他のキャラも頻繁に登場します。
また、「支援会話」という会話イベントがプレイアブルキャラ全員分フルボイスで用意されいます。
それらを通じた一人一人の背景を含めた丁寧な描写によりキャラごとの魅力が存分に伝わるため、気がつけばいろんなキャラに愛着が沸いている状態になります。
おすすめポイント③:育成の自由度の高さと戦闘の面白さ
最高難易度の「ルナティック」だと育成方針がある程度限定されるものの、それ以下の難易度であれば育成の自由度は非常に高いと思います。
やろうと思えば、本来魔法が得意なキャラをがっつり肉弾系の格闘キャラとして育成したり、その逆も可能です。
戦闘では各キャラごとの個性を活かし、複数ある選択肢の中からどれを選ぶかといった戦略性を求められますし、詰め将棋やパズルのような感覚のスキル構成や騎士団の配置などのビルドを考えるのも面白いです。
おすすめポイント④:戦闘難易度のバランス調整が絶妙
「イージー」から「ルナティック」まである難易度のバランス調整が絶妙だと思います。
SRPGが苦手な人や初級者は「イージー」や「ノーマル」、慣れている人は「ハード」。さらに歯ごたえを感じたい人は「ルナティック」と各人に合わせた難易度の選択が可能で、かつ高難易度の場合は途中で難易度を下げられるため、非常に遊びやすい仕様となっています。
おすすめポイント⑤:情景が思い浮かぶBGMの数々
本記事のおすすめ作品の大半でBGMについては触れていますが、本作のBGMはただかっこいいとか良い曲だとかだけでは表現できず、聴くとプレイしていた時の情景が自然と思い浮かぶ曲が多数あります。
また、それらの曲の殆どがどこか「悲しさ」や「儚さ」を感じさせものが多く、シナリオのシリアスさと相まって心を抉り、鷲掴みにしてきます。
中でも主題歌の「フレスベルグの少女」は、ストーリーを一通りクリア後に聴くと胸が締め付けられる思いがします。
私の文章力が無い為にしっかり伝わっているか不安ですが、何周もして合計1,000時間以上プレイしたほど本当に大好きな作品なので、まだプレイしていなくてSRPGに嫌悪感がなければ是非遊んでみてほしいです!